Plane3t projectについて

PLANE3Tプロジェクトとは

Interdisciplinary Collaboration between Ethiopia and Japan

“PLANE3T”とは、PLANkton Eco-engineering for Environmental and Economic Transformationという本研究事業のタイトルを指します。
特色ある学際的研究分野として「プランクトン工学」を提案し、途上国に適した環境技術の研究開発、現地植物プランクトン由来の有価物の商品化による新たな産業基盤の形成、現地住民への環境教育・経済教育を実施します。本事業は持続可能な循環型社会の構築を目指すものであり、国連SDGsが掲げる環境保全・飢餓解消に貢献していきます。また、本事業を通して、「国際社会で活躍できる創造的人間を輩出する大学」としてのブランドを確立します。

本事業の目的

世界の貧困や環境破壊は、国際的な中心課題となってい ます。本事業では、本学の理系・文系学部の研究を融合 することで、特色ある新たな研究分野として「プランク トン工学」を提案し、広大な土地、豊富な太陽光資源を 持つアフリカ・エチオピア国と共同で、持続可能な循環 型社会システムの構築を目指します。現地に適した環境 技術の研究開発、エチオピア原産の植物プランクトンの 加工・商品化による新たな産業基盤の形成に取り組みま す。本事業による環境・経営・経済教育を通して、若手 技術者や起業家などの人材を育成します。

あいさつ

馬場善久

学長

創価大学は、知識基盤、実践的能力、国際性、創造性の 4つの力を有する「創造的世界市民」の育成を目指して います。PLANE3Tでは途上国が抱える問題解決に学 生・教職員が現地と協同して取り組みます。この事業を 通して、本学や現地の学生が持続的繁栄を先導する人材 へと成長することを期待します。

神立孝一

副学長(研究担当)、研究推進センター長、事業責任者

本事業は研究推進センターの全面的な支援のもと本学の 領域横断型の取り組みとして国連SDGsの中心的課題で ある貧困の改善に貢献します。本学の総合大学としての 強みを生かし、理系・文系学部の連携を軸として、学外 機関とも連携して事業達成を目指します。

戸田龍樹

教授 工学研究科長 研究プロジェクト責任者

地球上の生物生産を支えるプランクトンを社会に応用す ることで、有機性廃棄物から有価物を作り出し、環境保 全や貧困・飢餓の改善に活かすことが出来ます。本事業 では新たな総合学問分野として「プランクトン工学」を 提唱し、これら地球規模課題の解決を目指します。

SDGsへの貢献

持続可能な開発目標(SDGs)とは、貧困撲滅・地 球環境の保護・人間の繁栄を目指して2015年9 月に国連加盟国が採択した17の目標と169の ターゲットからなる宣言及び目標です。本事業で は、このうちの11の目標の達成に貢献します。

プロジェクト概要